examination 検 査

urine test 採尿検査

 当院は泌尿器科のため、多くの患者さんは採尿が必要となります。右の図のカップに「50ml」採尿できればたいていの検査を実施することができます。なので、トイレの限界状態である必要はありませんが、ある程度尿を我慢した状態で来院されると検査がスムーズに行え、待ち時間の短縮にもなると思われます。
 また、尿を我慢できない患者さんなどは自宅や施設などで予め採尿していただいたものを持参することで対応が可能な場合もあります。ご希望の方は当院スタッフが対応いたしますのでお申し出ください。

Uro Flow Metry 尿流量測定検査

 専用の機械に向かって排尿をしていただくだけで検査が可能です。この検査はいつもトイレに行こうとするくらいの尿意の時に検査をするのがベストです。場合によっては来院してから改めて尿意を感じ始めるまで飲水しながらお待ちいただくこともありますのでご了承ください。

measurement of residual urine 残尿測定検査

 トイレに行った後すぐにまたトイレに行きたくなったり、まだ尿が残っている感じがするという場合は、膀胱に超音波を当ててどのくらい尿があるのかを確認する必要があります。なので、排尿後間も無く実施する検査となります。ヘソの下あたりに直接機械を当てるだけで終了する検査ですので、お腹に機械を当てる分やや圧迫感はありますが痛みを伴う検査ではありません。また3分くらいで終了する検査です。「排尿後の残尿感」は泌尿器科では立派な症状です。問診のときには隠さずお申し出ください。

Cystoscopy 膀胱鏡検査

 血尿が見られる場合、膀胱に腫瘍や石がある場合があります。これらはCTや超音波検査でも発見が可能ですが、小さすぎると識別することが困難であり、外観までは映し出すことができません。そうした場合には専用の機械を尿道から逆行的に挿入して直接膀胱の中を観察する必要があります。医師が直接膀胱の中を目視するので検査の負担は大きいものの、他の検査では収集できない情報も確認することができます。
 急を要する場合は当日実施することもありますが、検査は5〜10分程度の検査です。

Fluoroscopy X線テレビ装置 - FLEXA VISION

 「透視」とは、いつも患者さんが放射線検査をするときよりも小さい値で、X線を出しながらリアルタイムに画像を確認して検査をすることを言います。これを応用して尿漏れ、膀胱、尿管、腎臓そして尿道などを調べることができます。必要に応じて造影剤を利用することもあります。もちろん、皆さんが健康診断の時に「息を吸って、止めてください」で撮影する写真も撮ることができます。

Computed Tomography 全身用X線CT診断装置 - Brivo385

 泌尿器科のクリニック規模としては珍しいですが、当院ではCT検査(16列マルチスライス)を実施することが出来ます。痛みの王様とも言われる「尿管結石」をはじめ、腎臓や膀胱の結石、前立腺そしてお腹の中に発生した腫瘍などを確認することが出来ます。
 基本的には造影剤を使用せずに3分くらいかけて写真を撮影していきます。しかし、残念ながらCT検査も万能ではありません。CT画像では判断できな時期の病気は多くあります。そこで、必要に応じて造影剤を使用したり当院の検査機器では対応出来ない場合は他の病院にて追加の検査を受けていただく場合もあります。
 また、閉所恐怖症により検査に不安を抱く患者さんもいらっしゃいますが、装置を見ていただいたりすることで多くの患者さんは検査を無事実施することが出来ています。我慢せずに一度お申し出ください。

Injector CT用造影剤注入装置 - SmartShot

 CT検査で造影剤を使用するときは、採血をするときのように腕に針を刺し、そこから造影剤を注入します。造影剤はどのくらいの早さで注入したかで仕上がる画像に大きな差が出ます。いつも同じ検査の質を保つために右の写真のような造影剤注入機が必要となります。
 造影剤検査は機械を使う使わないに関わらず、体調が悪くなる患者さんは少なくありません。もし、検査を受けることになった場合は「造影剤アレルギー」チェックを必ずさせて頂きます。また、過去に造影剤を使用した検査で体調が悪くなった経験のある場合は、必ずお申し出いただくようお願いいたします。

Ultrasonography 超音波画像検査

 超音波画像検査はエコー検査とも呼ばれ、皮膚の上から機械を当てることでリアルタイムに目的部位を観察できる検査です。超音波を利用するためX線による被曝はありません。また、当院は泌尿器科であるため前立腺を検査するための特殊な検査も実施することができます。前立腺の検査では通常の超音波検査とは異なり、肛門から専用の機械を挿入して実施するため、基本的には日にちを改めて排便などの前準備をしてから実施しています。

other exams and treatment その他検査と治療

 当院では上記の他に以下のような検査・治療を実施しております。なお、記載事項は主なものに限ります。
 ・一般採血
 ・前立腺癌腫瘍マーカー → これは採血を実施した場合に任意で項目を追加することにより可能です。
 ・副腎腫瘍関連ホルモン → これは採血を実施した場合に任意で項目を追加することにより可能です。
 ・尿閉時の尿道カテーテル留置
 ・一般細菌培養同定検査(尿) → 採尿時の尿を利用することで検査が可能です。
 ・尿細胞診検査 → 採尿時の尿を利用することで検査が可能です。
 ・内分泌療法 → 主に前立腺癌を対象に、ホルモン注射を実施して前立腺癌をコントルールします。
 など。上記検査を含め、検査の結果ができるまでは時間を要する場合も少なくありません。症状が逼迫した状態になる前の受診をお願いいたします。